日常を綴る、想いを残す

落成式

先月、新社屋の落成式が行われまして、アトリエカレラも参加をさせて頂きました。

携わられた業者様がほとんどでしたがお取引先の皆様方も参加された落成式で、ほんとに多くの方々がいらっしゃいました。夕方から始まり、社長をはじめスタッフの方々の言葉に多くの拍手が巻き起こっておりました。

地元に密着した建設会社様ならではですが、学校帰りの学生の集団や、近くに住んでいらっしゃる奥様方、散歩途中のおじいちゃんやら、今にも乱入してきそうなほど注目されているようでした。

私がすれ違った通りすがりの女子学生は「お店かと思ってたけど….事務所かぁ 涙」とお友達らとつぶやきながら、そして中を覗き込みながら帰路についておりました。

落成式ではレセプションパーティさながらの豪華なケータリングに舌鼓を打ちながら美味しいお酒とともに、みなさん愉しんでおられたようでした。

交通量が多い角地に建つ新社屋は、大きな口を空けたようにランドマークとなれるような外観を持ち、外に対して適度に閉じて中に開いた平面プランとしました。そしてそれぞれの建物が補完しあいながら成長していけるような関係性を持って欲しいという思いから視線や動線が交差するようなプランニングとなっています。また地域のコミュニティ発信の場になればイイなという思いもあり誰でも入りたくなるような公園とでも言えるような空地を設けました。ここで各種イベントを開催して頂き住宅OBの方々や新しく住宅を計画されている方々、また地域にお住いの方々がいろんなアイディアを寄せ合って盛り上げて頂ければ幸いに思います。外構は空間デザイナーの星さんがデザインされています。どこからでも入れるようなフリーアクセスによって今まで以上に地域との距離をグッと縮めて頂けるのではないかなと期待をしています。

内装も住宅に必要な「落ち着ける」というコンセプトを昇華させたような雰囲気を作りたいなと思っていましたので、普段の中にちょっとスパイスを効かせたような作りになっています。火を眺める「落ち着き」と外界から遮断されたような囲われ感による「落ち着き」を意識しています。パサージュと呼んでいるパーゴラの空間が室内と室内を視覚的にも物理的にも繋げてくれるので、とっても開放的な空間が出来上がっています。打ち合わせにも花が咲いたようなワクワクするような気持ちで臨んでもらえるのかなと思っています。

もう少しして平静が訪れた頃に写真を撮らせて頂いて私のホームページで少しでもご紹介できればイイなぁと思っていますので、楽しみに待ってて下さいね!

 

長崎の設計事務所アトリエカレラです。
店舗の設計や、事務所の設計、そして住宅はもちろん、なんでも設計させて頂きたいと思っています。新しくお店を開業されたい方、今までのお店をキレイにしてより多くのお客様に喜んで頂きたい方などたくさんの方々からのお問い合わせ、お待ちしております。もちろん住宅の設計も喜んでお引き受け致します。

皆様方からのたくさんのお問い合わせを心よりお待ちしております。

atelier KALLELA -kakiyama-

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建築設計事務所アトリエカレラの身の回りで起こった些細な日常を備忘録的に、ゆるく綴るブログです。『日常を綴る、想いを残す。』そのままです。

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