みなさんこんにちは。アトリエカレラの柿山です。
先日久しぶりに、以前勤めていた設計事務所に行ってきました。
福岡の天神にありますので地下街を歩いて向かいました。地上は灼熱、地下は天国!
今年で最期、事務所が閉鎖するということで歴代OB集まっての終了式でした。
懐かしい方々にも久しぶりにお会いすることが出来て楽しく、本当にあっという間の時間でした。
当時の話しに花を咲かせ、事務所の雰囲気を懐かしみ、変わっていないもの変わったもの、新しくなったもの当時から既に埃を被っていたものwwいろんな想いとともにフラッシュバックしてくるのでした。
事務所の閉鎖に伴い、事務所所有の書籍を大量に頂きました。僕が頂いて良いのか?と思うような貴重な書籍ばかり!ありがたく頂戴し、これからも教科書として大切にしていきたいと思います。
今では手に入らないようなものばかりです。教科書たちは少々古いながらも、建築は「古きを温ねて新しきを知る」といわれるように全然見劣りしません。
むしろ、現代でここまで魂が込められたディテールってあるの?っていうくらい凄い納まりばかりです。
それに、長崎には白井晟一氏が設計を手掛けた親和銀行が現存していますが、これらの資料にただただ感嘆するばかり。。。こんな有機的で美しい建物、今では絶対に建てることは出来ないんだろうなぁ。すごいなぁ。
60年ですので老朽化が進んでいるのかわかりませんが、永久に後世に残って欲しい建築です。
話しは逸れましたが、僕が学生でアルバイトだった頃からいろいろと教えて頂いた設計事務所。社長を始め諸先輩方には本当に感謝しております。ありがとうございました。
atelierKALLELA kakiyama