日常を綴る、想いを残す

NGT配筋検査

みなさんこんにちは。アトリエカレラの柿山です。

基礎

いつかのブログでも書いたかと思いますが、基礎には鉄筋が仕込まれています。

コンクリートはとっても硬いですが、硬いゆえに一定以上の力が加わると一気に割れちゃう性質があります。しかも、コンクリートは圧縮力には強いですが、引張力には弱いのも特徴の一つです。

それを補ってやろう!というのが鉄筋です。

鉄筋が入っていれば、コンクリートに靭性が加わり鬼に金棒!となるわけですね。 昔からコンクリートってありますが、昔の人ってほんとうに凄いですね。

だから住宅の要となるの基礎部分にはコンクリートを使おう!建物を守ろう!ということなんですね。

なぜ配筋検査

さて、その基礎に入る鉄筋もルールによって量が決められています。鉄筋の太さも、間隔もです。 建物の大きさ建物の重さ、力の加わり方や地盤の状態などによって基礎形状も決めていきますし鉄筋の太さや間隔等も決めていきます。

図面やルールブックに則って職人さんが組み立てていくわけですが、職人さんも人間です。どんなに手際が良い職人さんでもウッカリがありますし、図面の解釈で間違いもあるかもしれません。

間違い探しとかいう嫌味でなくはなく、「皆で協力してミスをなくそう」との思いで設計者や監督さんがチェックしていきます。

それを配筋検査といいます。

 

私の確認に加えて、施工者の瑕疵保険のための第三者機関による配筋検査も行って頂いていますからお施主様は安心してお住み頂けます。というかこれが普通です。

私の事務所では「検査記録表」というものを作っていますので、そのチェックシートに沿って確認していきます。各項目を書くとちょっと大変なので割愛しますが、なかなかのものだと思っています。

 

今回の基礎工事の職人さんは若く、図面の理解も早くて手際も良くて丁寧な職人さんでした。手直しもその場ですぐさまやって頂き、手直し後日確認が不要だったので大助かりです。笑

 

若い現場はイキイキしてますね!良いね!
というわけで大きな指摘事項もなく、無事に検査合格しました!これからコンクリートの打設が待っていますが、きっとキレイに打ってくれるでしょう。

養生期間を確実にとって、いよいよ建て方です。

 

長崎の設計事務所アトリエカレラをよろしくお願いします。

建築設計事務所atelierKALLELA 柿山

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