設計監理報酬額
設計監理報酬額は対象の建築種別や条件、規模等によって異なります。
下記に一般的な住宅を新築する際の目安を記載しております。
お問い合わせ、ご相談は無料となっておりますので、新築や増改築・リノベーションについてなどお気軽にお問合せください。
新築時の設計報酬額についての目安
※1.工事金額とは設計監理として関わる総工事費のことを言います。
※2.プレゼンテーション後、ご契約頂けない場合には作業費としまして100,000円を別途申し受けます。
リノベーションなどの設計報酬額について
くわしくは、「リフォームやリノベーションの場合の設計料金の考え方」を御覧ください。
構造計算料金
一般住宅などの在来木造工法の場合には発生いたしませんが、構造設計及び構造計算が必要になる建物の場合には別途必要となります。
設備設計料金
建築種別、条件によっては必要となる場合があります。通常は一般住宅の範囲では発生いたしましせん。
交通費
建築予定地が市外の場合、設計監理に関わる交通費が別途必要となる場合がございます。
お支払いの時期
1st. 設計契約締結時
プレゼン後、設計契約締結時に総報酬額の1/8をお支払い頂きます。
2nd. 基本設計完了時
基本設計完了時に総報酬額の1/8をお支払い頂きます。
3rd. 実施設計完了時
実施設計完了時に総報酬額の1/2をお支払い頂きます。
4th. 上棟時
上棟時に1/8をお支払い頂きます。
5th. 竣工時(お引渡し時)
竣工時(お引渡し時)に総報酬額の1/8をお支払い頂きます。また増減に伴う清算金も反映させて頂きます。
※業者見積時に正式な総工事費が判明する性質により、設計監理料の総報酬額もこの時点で正式に確定致します。そのため3rd.時までは計画から割り出した額となります。また工事中に発生した増減額については最終お支払い時に精算させて頂きます。
コラム
よくハウスメーカー等では、「設計は無料」と謳われているようですが、実際は設計に掛かる経費や人件費は工事費に含まれていることがほとんどです。
» 続きを読む
裏を返せば、設計事務所にご依頼頂いた場合には設計費分は差し引いて考えることが出来ますから純粋な工事費を割り出すことができます。
図面を引くことだけが設計事務所の仕事なのではなく、わたしたちは敷地の調査を行い法律のチェックをし、役所との調整を繰り返し、お客さまのイメージを具現化し、検討を重ねて建物に対して誠実にデザインを行いたいと思っています。そして建設会社から提示される見積をチェックし予算調整をし、建設会社選定のアドバイスも致します。さらに工事が始まると監理として、お客様に代わって現場との調整業務を行います。「設計は無料」という言葉が一人歩きをしていることがありますが、本来建築は「設計」がなくては成り立たないと思っています。
以上の作業を無料で行うことは現実的ではございません。
建築設計事務所が行う「設計」には多数のメリットがあります。そのような意味からも「設計費」の必要性を感じ取って頂ければ幸いに思います。
『人』に寄り添っての建築です。一生を共にする住居です。「設計は無料」という意識を一般に広めた代償は大きく、世間一般の「設計」への対価が低下することは昨今の事件に発展しかねません。
「設計は無料」という、まかり間違った風潮は改めて欲しいと願ってやみません。
» 閉じる