みなさんこんにちは。アトリエカレラの柿山です。
寒い日が続きますがいかがお過ごしですか??
…あったかく すごして いる
よかったです。
さて先日、予てより進行中のプロジェクトのため岩手県へ行って参りました。その模様はいつかまたご紹介したいと思います。
が、一言だけ。
めちゃくちゃ寒かったです。でもとても美しい世界でした。
ぼくたち氷河期世代
久々ですが施工事例を更新しました。OHM~renovation~ リノベーションの案件です。
住宅ローンの金利問題や建築費の高騰、物価高騰。何から何まで高くって新築住宅の着工数が減少している昨今、リノベの需要が高まってきています。
就職氷河期世代がモロに食らった不遇に加えて昨今のこの状況。 カオス。
新築住宅が夢に終わる。そんな憂いも聞こえてきそうですが、考え方によってはお手軽に中古住宅を手に入れて、中身をそっくり新築のように間取りから変えてしまうリノベーションはトータルコストを安く抑えられて、浮いたお金を将来の貯金(心の安心)へと廻すことが出来るので、結構良い選択肢だと思っています。(2Fとか変えなくて良いところはそのまま残せば良いですし)
子育て世代はまだまだこれからお金がかかります。 子供たちの高校に大学に一人暮らしに、、、。そんな時に新築住宅のローンが始まったら!汗
それよりも賢くリノベで無理なく自分らしく住まうカタチを手に入れることはなんらおかしなことではありませんよね。
他にも良い事があって、リノベでは既存住宅にもともと備わっていた性能を再利用することが出来ます。中古住宅の程度にもよりますが、例えばもともとの断熱性能に加えて付加断熱をすることで新築よりも格段に安く断熱性能を上げることも出来ます。
それに予算の関係で諦めてしまいがちなキッチンやお風呂のグレードも、新築よりも建築にお金が掛からないのでそっちに予算を割くことも出来ます。 正直、新築よりも制約はありますが間取りだって家事動線を見直した昨今主流のものにすることも出来ます。
例えば、予算の関係で建坪が30坪未満の新築を建てることと、ある程度同予算で45坪の建物を手に入れることを比べた時に、僕だったら後者を選びます。
土地代込みで広い駐車場付きという物件だってありますから。車庫付、ガレージ付住宅を諦めていた僕を含めたお父さん達も、まだまだ夢諦める必要はないと思います。
何度も言いますが中古住宅の「程度」に左右されるリノベーションですが、僕個人は我々40代50代にとって十分あり得る選択肢だと思っています。
長崎の設計事務所アトリエカレラをよろしくおねがいします
atelierKALLELA kakiyama