かねてより進んでおりましたプロジェクトがようやく動き出しました。内部の解体工事がもうすこしで完了です。いままでお使いの家具について「いるもの」「いらないもの」に仕分けしたり、思い出深い建具の一部や照明器具などを保存したりとお客様と建設会社様とともに選別も行いました。
解体時にアスベストなどは含まれておりませんでしたので一安心です。
あちらこちらに、今まで見えなかった想定外の箇所が点在しています。さぁ、名推理のお時間です。建設会社様の社長と現場監督、そして私の3人で現場検証をしていきます。
ここの配管は妙ですね。まるで必要性がない。なぜあるのか。ん、まてよ。ここにモルタルが詰めてありますね。こちらは削った跡が見える。コンクリートの色が違う。つまりこちらがもともとあった配管で、あちらが新しいものである可能性が高い…と。なんらかの理由で新しくせざるを得なかった…と。つまり埋設してある配管先に異常があったのか不都合があったのか。再利用するにはいずれにしても調査が必要のようですね…。(実際にはコテコテ長崎弁ですが)
とまぁ、リノベーション案件で解体時はこんな具合なことがたくさんあります。既存図にはなかったものがあったり、なかったり。臨機応変に対応していくのが重要です。….たのしい!みなで知恵を出し合って一つのものを作っていくって本当にワクワクですね!