日常を綴る、想いを残す

住まいづくりは旅に似ている 旅行代理店ひとつで旅は大きく左右されてしまう

みなさんこんにちはアトリエカレラの柿山です

とある本に住まいづくりに関するノウハウがわかりやすく書かれていたので掻い摘んでご紹介します。

これから住まいづくりについて新しく勉強する方々にとっては非常にわかりやすくて良いのではないかと思います。今回は住まいづくりの旅のプロローグです。

旅のパートナー

住まいづくりは旅によく似ています。旅では目的地を決めて資料を集め、移動や宿泊、観光地などを決めていきますね。それらを手配する代理店などによっても旅のスタイルは変わってきますが、住まいづくりでいうと代理店は「ハウスメーカー」「工務店」「建築家」といった依頼先にあたるそうです。

旅のパートナー選びはとっても大切です。

  • 有名な観光地を安心してまわれる大手旅行代理店は、つまり「ハウスメーカー」
  • そして、ある地域に特化した旅を提供してくれるのが小さな旅行代理店、つまり「工務店」
  • 隠れた名所をマンツーマンで案内してくれる個人ガイド、つまり「建築家」

どうですか?とってもわかりやすいですよね。

旅というのは予想外の出来事の連続です。住まいづくりで言えば

突然、理想の土地を見つけたり、目的地を見失い、このプランで本当に良いのか悩んだりします。また、理想のパートナーとなる建築家に突然出会ったり、時には予算を超える出費があったり‥と住まいづくりは楽しいはずなのに、何でこんなに大変なのかなと思うことが沢山あります。

ですから、そんな予想外の出来事を一緒に付き合ってくれる、時には解決の糸口を見つけてくれる「旅のパートナーを見つけることが大切だ」というのも頷けますね。

住まいづくりは失敗できない

わたしが読んだ書籍の中で特筆すべき言葉があります。それは

一番残念なのは、業者に都合の良い情報に惑わされたり、昔ながらの常識に縛られたりして、自分なりのライフスタイルが実現できていないケースだ

という言葉。

思わず頷いちゃいました。ウンウン。

例えば

●高気密高断熱にこだわりすぎて、広い間口をとれなかった

●耐震性のために必要だからとって、変な位置に壁が出来た

●坪単価の安さに惹かれて業者を選んだら、工事費の追加が多く、結局高額になった

●営業マンの人柄に惑わされ、完成した住まいにガッカリした

●建設中の施工会社が倒産し、工事が中断した

●高い吹き抜けはカッコいいけど、夏は暑く冬は寒すぎる

といった具合です。ウンウンウンウン。

 

そしてこう続きます。

旅と違うのは、一生で何度も経験出来ることではない点だ

そうです。なんどもやり直しなんて出来ません。だから失敗はしたくないと思うのは当然のことですよね。

 

失敗しないように勉強する。でも勉強すればするほど、何が正解なのかわからなくなるこの情報社会。アッチでは良かったけど、コッチではダメだって言っている。 一体何が正解なの? それってとっても難しい問題ですよね。

初心に立ち返りましょう

正しい道を旅するには、目的地をはっきりと見据えること。そして、なぜ住まいを建てるのかを忘れずにゴールを目指すこと。

子供のため?趣味のため?ペットのため?未来のため?いろいろな目的があると思います。

たくさんの情報に惑わされてしまいがちですが、アレもコレもとフラフラしていてはいずれ倒れちゃいます。

迷ったら初心に立ち返ってください。

そして、信頼できる誠実な旅のパートナーに出会い、相談してください。

情報収集は不安を取り除くためでもある

住まいづくりという旅に出たみなさん、これから想像以上にいろんな事が起こります。それを踏まえた上で、事前に出来るだけたくさんの情報を収集してくださいね。

今後いつかブログでも書きたいと思いますが、大方のトラブルの原因は「事前の情報収集不足」というデータもあるほどです。

インターネットの情報だけでなく、実際にイベントやオープンハウス、マンションのモデルルームの見学、家作りセミナーなどあらゆる場所へ直接足を運んでみられると宜しいかと思います。可能な限り不安材料は一つでもクリアにしておきたいものですね。

 

今日はこのあたりにしておきたいと思います。みなさんが良い旅に巡り会えますように。

atelierKALLELA 柿山

 

 

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