


















福岡に計画した平屋の住宅です。
道路に面して1台分のビルトインガレージと来客用の駐車場を備えながらも凛とした佇まいを損なわないデザインとしました。
屋根の軽やかな軒先に呼応するかのように武骨な縦格子がデザインを力強くまとめてくれています。地面から1m程浮いたような縦格子は単調な外観にリズムを生んでくれたと思っています。
隣家に囲まれた環境でプライバシーを守りながらも西日をカットし、そして日中の直接光は取り入れたいというご要望に加え飼い猫の部屋とホームクリーニングが可能な環境を整える事を目的に、なんども打合せを重ねて参りました。
大きなウォークインクローゼットは12畳程もあり服飾以外に着物やバッグ、布団類も収納でき中央には以前からお使いだった家具を配置し利用頻度を高めました。
特徴的な勾配天井のLDKは敢えて光量を絞り、雰囲気を重視した照明計画としました。お掃除のしやすさの観点からペンダントライトは使わないというご要望の中で限定的にブラケットライトを使用させて頂き、全般照明ではなく局所照明を駆使したプランとしました。
リビングにはご仏壇も置きたいというご要望のため造作収納家具の中に仏壇を造り、日常を通じて手を掛けやすいようにそしてインテリアに溶け込むように配慮しております。
以前からご使用の家具も多く、継続的にご使用なさるということから家具の色味にも合うようなインテリアカラーをベースに組み上げて参りました。
全体を通じて天井高さを低く抑えることで「落ち着いた」心地良さを体感することが出来ます。一方で「圧迫感」を感じてしまうという一面もあります。それは部屋の広さと天井の高さのバランスが崩れているためです。 LDKのように広い場所には勾配天井のように、よりわかりやすく空間広さの緩急をつけることで家全体のバランスがとれ居心地の良さに繋がると思っています。
そんなことを考えながら静かに豊かに暮らせる居住空間をお客様と共に目指したプロジェクトになりました。





















