みなさんこんにちは。アトリエカレラの柿山です。
中庭。
いや「中庭」ってなにかなぁ、と考えていたらドーナツ状の建物の形状を思いつきます。
中庭をぐるっと囲うような建物。
中庭に向かい合うような場所をいくつか配置して、それぞれから中庭を見ると素敵だろうなとも考えます。
すると、場所と場所を行き来するための通路が必要になって、そこは通路でしかないんですよね。
ほとんど通路のための家になってしまうなぁ….
中庭を囲うから、通路が必要なんだと気付きました。つまり、中庭を囲わなければ通路は不要なんだと気付きました。
そこで中庭が部屋を囲うようにデザインすることにしました。
中庭が部屋を囲うようにデザインするとどんな感じだろうと考えていくと、、、、小さな中庭が各所に点在してなんだか楽しそうな空間が出来てきました。
モノの見方って気を抜くと、四角くなるなぁとは常々思っていたつもりでしたが、、、いつの間にか斜め上から見て菱形に見ることを忘れていました
気に入られようと、反対されないようにと、ほらやっぱりと言われないようにと、僕は気付かぬうちにどこかでいつも蓋をしてしまっていて、冒険心というかなんというか、….安全な方向にばっか進んでいたかもなぁ
やっぱり楽し方がいいじゃない、やっぱり自分が楽しむことが良い建築を生むんだなぁと、大人になり過ぎていたなと痛感させてくれました
しばらくは影響されそうです
長崎の設計事務所アトリエカレラのどうぞよろしくお願いいたします。
atelierKALLELA kakiyama