先日お客様と共に建設会社様を複数社、訪問させて頂きました。基本設計と実施設計が完了しましたので設計図書を持参して建設会社様にお見積りを依頼するためです。
弊社へ設計をご依頼頂いた場合、私の事務所では見積もり依頼時にお客様にも参加して頂いております。お客様にも建設会社様とのやりとりや担当者様、会社の雰囲気などを肌で感じてもらうことで今後の建設会社様を選んで頂く際の基準の一つにもなると思うからです。
このあたりが、直接建設会社様へ依頼する場合と、設計事務所へ建築を依頼する場合の違いの一つとなっています。手間や時間は掛かりますが、大切なご自宅のご新築にあたってはとっても大切な行程ではないかなと思っています。
施主、施工者、設計者の三者が3角形の関係性を形作ることで良い建築が成り立ちます。このような考え方が建築業界の基本で有るはずなのですが、日本ではあまり知られていないですね。住宅を建てる→HM様や工務店様へ連絡する。もしくは住宅展示場へ足を運ぶという流れが一般的となっていますから、お客様には「住宅は、買う」という意識が根付いてしまったのかもしれません。
ちょっと話が脱線しちゃいました。とにもかくにも、着工が楽しみな案件の一つです!
長崎の設計事務所アトリエカレラです。よろしくおねがいいたします。
atelier KALLELA -kakiyama-